「介護施設は監獄じゃない!」

「介護施設は監獄じゃない!」

心臓が止まるかと思いました。 ある介護施設に防犯カメラを設置したところ、家族の方が怒鳴り込んできました。 「介護施設は監獄じゃない!監視は必要なのか?」と。 事業所オーナーは、あまりの剣幕に一瞬、うろたえました。 が、すぐに冷静さを取り戻し、なぜ、防犯カメラを設置するに至ったのか、丁寧に話し始めました。

介護施設オーナーの話

施設内のカメラ設置は、随分悩みました。 入居者のご家族は、良く思う方が多くなかったからです。 しかし、以下の点で、将来的に必要不可欠であると判断しました。

1.人手不足

少子高齢化社会の大問題は、生産年齢人口(働ける人の数)がどんどん減っていくことです。 すでに2025年には4人に一人が、65才以上の年金世代になることが分かっています。これはただの予想ではなく、確定した未来。 まして、介護施設のような賃金が低くて、大変な仕事を選ぶ若者は多くない。そうなれば、入居者の安全や、お世話、フォローも、頭数が少ないことにより、十分なサービスができません。 5GやAIなど次世代を見据えて、絶対に必要になるとオーナーは考えました。

2.安心・安全

入居者のご家族は、たいせつなご家族を施設に預けます。 近年、介護施設での虐待や、痛ましい事件など、胸が潰れるような思いをされている方が少なくありません。 防犯カメラは、外部からの侵入に対しても入居者を守ることになりますし、施設内の犯罪や、暴走する人間の悪性への抑止力にもなると考えたのでした。

3.素早い問題解決

トラブルはいつ何時起こるかわかりません。 入居者同士でもありますし、スタッフ同士もあります。入居者とスタッフ間でも当然ながら、起こりえます。 また、痴ほう症の方は、勝手に外出してしまうケースも多々あります。 人間の力だけではまかなえない、解決力を防犯カメラは持っているとオーナーは判断しました。
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