高齢者施設・介護施設でしばしば問題となるのが、認知症による深夜徘徊や施設の抜け出し(脱走)。放っておくと行方不明や事故につながるおそれもあり、しっかり対策を講じておくことが必要です。
この記事では、監視カメラシステムを活用した施設の徘徊・抜け出し対策をご紹介します。
システム概要
今回ご紹介するのは『徘徊監視/通知システム』です。このシステムは事後対策。つまり、実際に徘徊や抜け出しが発生してしまった時に有効なシステムです。事後対策で重要なのはスピード。いかに早く気づき、いかに早く対応できるかがポイントになってきます。
『徘徊監視/通知システム』を簡単に説明すると、カメラのAIが徘徊している人を検知し、モニターやスマホ・タブレット等にアプリを通じて即時プッシュ通知をしてくれるというものです。具体的にどのような仕組みなのか、以下詳しく見ていきましょう。
検知の種類
場所やシチュエーションに合わせて、最適な検知方法での設定が可能です。
動体検知
監視カメラの画面上にて、任意で設定したエリア内で人・車の動きがあれば検知するシステムです。例えば、施設の出入口付近にカメラを設置し、夜間誰も出入りしないであろう時間帯で動体検知を設定します。もし徘徊し施設を抜け出そうとする入居者の方がいればカメラに映って検知し、レコーダーやスマホ等へ即時通知されるので、迅速に対応することが可能です。
ラインクロス検知
監視カメラの画面上で、任意の場所にラインを引きます。そのラインを人・車が越えた時に検知するシステムです。こちらも動体検知と同様に、出入口付近にカメラを設置、出入口の境界にラインを引いて施設の外に出たら検知・通知されるよう設定することで、いち早く気づくことができます。
顔認証
事前にレコーダーに顔を登録しておき、登録した人物(もしくは登録のない人物)を検知した際にアラームがなる(通知する)システムです。このシステムのポイントは、施設のカメラを全て顔認証対応にしておくことで、今誰がどこのカメラに映っているのかを教えてくれます。但し、後ろ姿や、マスクの有無で検知されない場合もあるため、完全に頼りっぱなしにならないよう注意は必要です。
便利な機能
レコーダーやモニターからもアラーム
検知されると通知だけでなく、レコーダーやモニターからアラームがなるよう設定することも可能です。スマホやタブレットでの通知設定をしない場合でも、事務所にレコーダーを置いておけばスグに異変に気づくことができます。
カメラの近くから音声
スピーカーを通じてその場にいる人へスマホから音声を届けることができるので、「〇〇さん、そこで何されてるんですか?」「〇〇さん、お部屋に戻ってくださいね」など、声かけすることができます。また、予め録音しておいた音声を鳴らすことも可能です。
検知した映像だけを抽出
レコーダーの映像を確認する際、何かしらの検知をされた前後の映像だけを確認することが可能です。何時にどんな人物がどこにいたか簡単に分かるので、コツコツ全ての映像を確認する必要はありません。検索する時間と手間を大幅に削減することができます。
料金・お問合せ
このシステムはカメラやレコーダーそのものにAI機能が付いているため、非常にリーズナブルで、通常のカメラと同程度の価格帯で導入が可能です。もちろん、防犯カメラとしてもご利用いただけるので、通常の導入価格で多機能かつ高性能。防犯もでき、徘徊対策としても有効なカメラシステムをぜひ導入してみませんか?