防犯カメラの1番の目的は、その名の通り『防犯』すること。しかし会社に防犯カメラ(監視カメラ)を導入する場合、『防犯』以外にあらゆる効果的な活用法がございます。
今回は、多様な業種のお客様からお聞きしたお話をもとに、『防犯カメラ・監視カメラの活用術』をご紹介いたします!
巡回業務の削減
例えば小売や飲食チェーン店の場合、本部のオペレーション通りに陳列・売り場作りができているか、マニュアルに沿って正しい接客ができているか、適正な従業員配置ができているかなど、普通ならマネージャー等が各店舗を巡回して店内やスタッフさんの様子を確認するかと思います。
監視カメラを設置することで、遠隔で各店舗を監視(確認)し、本部にいながら指示・指導することできます。結果として巡回頻度を最低限に抑えられ、本来巡回にかかる交通費や移動時間を削減することが可能になるのです。
従業員の育成・研修(教育)
これは巡回業務改善にもつながることで、同様にチェーン店など拠点が複数ある会社での内容です。
新人さんを教育する際、実際にその新人さんのもとを訪れて働いている様子をチェックしなければ、その人に合った適切な指導やアドバイスができません。
そこで、普段の働いている様子を監視カメラの遠隔監視で確認できれば、わざわざ新人さんのもとを訪れる必要がなくなります。
また、逆に優秀なスタッフさんの働きぶりを研修映像として使用することも可能です。
従業員の労働時間適正化
働き方の見直しが叫ばれる昨今ではありますが、なかなか一筋縄でいかないのが各企業の現状。そんな中、監視カメラの遠隔監視を利用して、従業員が過剰に残業していないかを適時チェックすることで、労働環境を改善することに成功した企業さんがいらっしゃいます。
またその逆もあり、特に仕事がないのに無駄に残業をする従業員が多く頭を抱えられていた企業さんは、カメラを設置し遠隔監視を始めてからそれがなくなったとのことです。
従業員の意識改善・不正防止
会社で働く従業員側からすれば、仕事場に監視カメラがあって常に監視されるというのはあまりいい気分ではないと思います。
しかし、それによる悪影響よりむしろ、常に見られていることで適度な緊張感を生み、ミスが減る、作業スピードが速くなる、ふるまいや身だしなみが良くなるといった好影響が見られるケースの方が多いのが事実です。
また、最近は従業員による不正のニュースを耳にする機会が増えましたが、カメラを設置することでそれを未然に防止することもできます。
トラブル対応の時間削減
どの企業様も、お客様との間で起こるトラブルは避けては通れない道です。だからこそ、それをいかに減らし、いかにその時間を少なくするかが重要です。特にBtoC企業様の場合、防犯カメラ設置の有無でトラブル対応の時間が大きく左右します。
防犯カメラの映像にトラブルの原因がしっかり記録されていれば、お客様と水掛け論になってしまうリスクも減らせます。さらにそこにマイクが付いていれば尚よしです。企業様側に非がないのであれば、防犯カメラほど頼もしい味方はいないのです。
商品(製品)ロスの削減
とある工場のお客様は、主要な機械の近くに監視カメラを設置。いくら小まめに点検しても、どうしてもたまに不具合などがあるそうで、機械の異変にいち早く気づけるように設置しました。
実際に設置したことで不具合があってもすぐ気づくことができ、設置前と比べるとロスが大幅に減ったとのことです。
また、工場の場合なにか商品(製品)に欠陥があった際も、映像を見れば人的エラーなのか、機械的エラーなのか、など正確に・素早く原因調査・検証を行うことができます。
健全な生産現場のアピールに
例えば食品工場で安全面・衛生面をお客様へアピールしたい際、都度お客様に工場に来ていただくわけにはいきません。
そんな時に工場の監視カメラ映像を遠隔監視でお見せすることができれば、安全面・衛生面の証明として充分な材料になり得ます。
このように、本来人が行う作業をカメラが代わりにやることで減らせる作業やコストは多くあります。もちろん、現地で見なければわからないこともあるにはありますが、遠隔でカメラの映像を見ればなんとかなる場合は、その作業をカメラに任せてみてはいかがでしょうか。
もし自社でも取り入れて、業務改善・コスト改善にも役立てたいという方は、数多くの実績を持つアクティブネットへご相談ください!お客様に合わせた防犯カメラ・監視カメラ活用法をご提案させていただきます。
ちなみに、今回ワードとして何度も登場した『遠隔監視』ですが、インターネットの環境さえあればアナログカメラ・ネットワークカメラいずれでも可能です。弊社ではスマホやタブレット、パソコンでの遠隔監視設定まで一連で対応しておりますので、ご要望があればお気軽にお申し付けください!