防犯カメラ(監視カメラ)の映像確認方法として、最近ではスマホやタブレットで遠隔監視する手法も増えてきましたが、一番多いのはやはりモニターの利用です。
今回の記事では、防犯カメラ映像を確認する上でどのようなモニターがいいのか、また設置場所や設置方法、設置場所の例などを見ていきたいと思います。
防犯カメラに適したモニター
液晶モニター、パソコン用のモニター、テレビでも可能です。いつでも緊急速報のニュースが確認できるように、あえてテレビにされているお客様もまれにいらっしゃいます。
サイズで一般的に多いのは23インチ程度。このくらいのサイズであれば、遠目でも充分確認することができます。実際は設置する場所やチャンネル数(防犯カメラの台数)に応じて、最適なサイズを選ぶといいでしょう。
防犯カメラモニターの設置場所
防犯カメラは、レコーダーに接続したマウスを使用し、モニターの映像を観ながら操作します。そのためモニターは、レコーダーを操作する位置から見える場所に設置するのが原則です(どうしてもシチュエーション的に難しい場合はワイヤレスマウスを使用します)。
その上で、抑止効果を目的にあえて見える位置に取り付ける場合もあれば、逆に、プライバシーの問題や従業員等への配慮で、設置しないもしくは隠す場合もあります。防犯カメラ(監視カメラ)を設置する目的や、設置する状況をしっかり踏まえた上で、モニターの場所を決めることが大切です。
防犯カメラモニターの設置方法
机や棚、ラック等の上に置くことが多いですが、どうしてもスペースを確保することができない場合は、壁掛けや天吊りすることも可能です。スペースが確保できない場合以外にも、多くの人から見えるようにしたい時もこの設置方法を用います。
防犯カメラモニターの設置場所例
エレベーターホール
エレベーター内の防犯カメラ映像を常時見えるように、エレベーターホールやマンションのエントランス等にモニターを設置します。これは、あえて映像を見えるようにすることで犯罪抑止効果を高めるためのものです。
保育園・幼稚園、福祉施設等の事務所
これら施設の防犯カメラ(監視カメラ)は、見守り要素が大きくあります。そのため、職員の誰もが常に監視できるよう事務所の目に付く場所に設置することが多いです。
その他(専用ボックス)
街頭防犯カメラや、管理人室のないマンションやアパートなど、モニターを設置する場所がない場合は専用の収納ボックスを取り付け、その中にモニターを設置することもあります。